事業報告書 -令和元年度-

事業報告書 ー令和元年度

令和元年度は、下記の通り活動を行った。

Ⅰ. 運 営

1.  第1回総会・運営委員会
・ 日  時:2019年5月14日(火)12:15 〜 13:00
・ 場  所:9号館6階 M969会議室
・ 出席者数: 14 名(委任状 32名)定足数:32 名
・ 議  題:
(1) 平成30年度事業報告 承認された
(2) 同収支決算報告 承認された
(3) 令和元年度事業計画(昨年11月承認済み) 承認された
(4) 同予算計画(案) 承認された
(5) 新所員の紹介と所員名簿の確認 承認された
新所員:鈴木祥平助教(営)(準所員からの変更)、中村世名講師(営)、
目黒良門教授(営)、杉田このみ講師(ネ)、丸山岳彦教授(文)、
森啓明准教授(済)、森田公之講師(済)
(6) 令和元年度事務局員と各部会の活動方針について 承認された
(7) 令和元年度共同研究助成の募集について 承認された
(8) 研究助成費の使途について 承認された
助成された研究テーマに関する成果発表(中間成果含む)のための学会参加の 国内出張旅費および学会参加費を研究費から賄う
(9) その他  特になし

2.  第2回総会・運営委員会
・ 日  時:2019年 11月5日(火)12:15 〜 13:00
・ 場  所:9号館6階 M969会議室
・ 出席者数: 8 名(委任状 44名)定足数:37名
・ 議  題:
(1) 令和2年度事業計画 承認された
(2) 令和2年度予算要求書 承認された
(3) 令和2年度予算明細書 承認された
(4) 令和2年度アルバイト採用計画書 承認された
(5) 所員名簿の確認  ネットワーク情報学部尾形幹人非常勤講師の新所員の入所が承認された
(6) その他 特になし
・ 報  告:
(1) 各部会活動中間報告(各担当事務局員より報告)
(2) 監査結果

Ⅱ. 研究活動

1.定例研究会
(1) 2019年度第1回情報科学研究所定例研究会
・ 日  時:2019年5月29日(水)12:20 〜 13:30
・ 場  所:9号館6階 M969
・ 出席者数: 8 名
・ テーマ :Effects of Universal Early Childhood Education on Adolescent Behavioral Outcomes
・ 報告者 :森啓明准教授(経済学部)

(2) 2019年度第2回情報科学研究所定例研究会
・ 日  時:2019年6月11日(水)12:20 〜 13:30
・ 場  所:9号館6階 M969
・ 出席者数: 13 名
・ テーマ :観光マーケティングにおけるソーシャルメディアデータの活用
・ 報告者 :鈴木 祥平助教(経営学部)

(3) 2019年度第3回情報科学研究所定例研究会
・ 日  時:2019年7月9日(水)12:20 〜 14:00
・ 場  所:9号館6階 M969
・ 出席者数: 14 名
・ テーマ :競争パターンと企業成果~清涼飲料市場の新製品競争を対象とした実証分析~
・ 報告者 :中村 世名講師(経営学部)
・ テーマ :いかにして捉えなおすか、流通戦略と海外市場~日本企業の東南アジア食品市場参入に関する一考察~
・ 報告者 :目黒 良門(経営学部)

(4) 2019年度第4回情報科学研究所定例研究会
・ 日  時:2019年8月19日(木)11:00 〜 17:00
・ 場  所:9号館6階 M969
・ 出席者数: 12 名
・ テーマ① :「改善点と課題(2019年度「情報処理入門」授業報告)」
・ 報告者 :新保好美(経営学部)
・ テーマ② :「令和元年「情報処理入門」実施報告-経年比較-」
・ 報告者 :八木晃二(経営学部)
・ テーマ③ :「情報処理入門からMOS資格へのアプローチ」
・ 報告者 :大原康博(経営学部)
・ テーマ④ :「2019年度の共通テストの結果について」
・ 報告者 :関根純(経営学部)
・ テーマ⑤ :「情報教育の改善に向けた属性間比較」
・ 報告者 :鈴木祥平(経営学部)
・ テーマ⑥ :「大学入学時におけるコンピュータリテラシの比較」
・ 報告者 :森本祥一(経営学部)
・ テーマ⑦ :「大学教科書電子化の展望(その2)」
・ 報告者 :石井徹也(共立出版)
・ テーマ⑧ :「“コンピュータ概論;情報システム入門”の持続的な改訂:「ビジネス×デザインの潮流の解説:デザインの視点から」」
・ 報告者 :魚田勝臣(経営学部OB)

(5) 2019年度第5回情報科学研究所定例研究会(経営研究所と共催)
・ 日  時:2019年10月8日(火)12:20 〜 13:20
・ 場  所:9号館6階 M969
・ 出席者数: 16 名
・ テーマ :勘を働かせる製品開発
・ 報告者 :橋田洋一郎 (経営学部)

(6) 2019年度第6回情報科学研究所定例研究会(商学研究所と共催)
・ 日  時:2019年11月12日(火)12:20 〜 13:20
・ 場  所:9号館6階 M969
・ 出席者数: 15 名
・ テーマ :スーパーマーケットのレジの混雑が店舗内購買行動に与える影響
・ 報告者 :中原孝信 (商学部)

(7) 2019年度第7回情報科学研究所定例研究会
・ 日  時:2020年1月30日(木)10:30 〜 17:15
・ 場  所:9号館6階 M969
・ 出席者数: 16 名
・ テーマ① :「情報リテラシ基礎演習、SA活用と評価方法について」
・ 報告者 :八木晃二(経営学部)
・ テーマ② :「SAとの講義対応時の共通認識について」
・ 報告者 :朝日弓未(経営学部)
・ テーマ③ :「情報系科目における2学科の違い」
・ 報告者 :植竹朋文(経営学部)
・ テーマ④ :「改正著作権法第35条の運用に関する報告」
・ 報告者 :石井徹也(共立出版)
・ テーマ⑤ :「NPO法人と情報教育」
・ 報告者 :加藤茂夫(経営学部OB)
・ テーマ⑥ :「有機的なチーム演習をめざして」
・ 報告者 :新保好美(経営学部)
・ テーマ⑦ :「授業法の振り返り(棚卸し点検)」
・ 報告者 :大原康博(経営学部)
・ テーマ⑧ :「『情報リテラシ基礎演習』における情報の収集と整理について」
・ 報告者 :鈴木祥平(経営学部)
・ テーマ⑨ :「ビジネスデザイン学科における情報リテラシ教育」
・ 報告者 :森本祥一(経営学部)
・ テーマ⑩ :「情報基礎演習科目の実施状況と今後」
・ 報告者 :渥美幸雄(経営学部)
・ テーマ⑪ :「スポーツ推薦クラスにおける情報リテラシ基礎演習」
・ 報告者 :大曽根匡(経営学部)
・ テーマ⑫ :「情報リテラシ入門第2版及びコンピュータ概論第8版の編集を終えるにあたって」
・ 報告者 :魚田勝臣(経営学部OB)

2. ランチ・イブニングセミナー
(1) 第1回ランチセミナー
・ 日  時:2019年6月7日(金)12:15 ~ 13:30
・ 場  所:9号館6階 M969会議室
・ 出席者数: 10 名
・ テーマ :財務データから見たGAMFAの存在感――企業としての『稼ぐ力』の凄まじさとこれからの可能性
・ 報告者 :児玉万里子(財務アナリスト)

(2) 第2回ランチセミナー
・ 日  時:2020年1月21日(火)12:15 ~ 14:00
・ 場  所:9号館6階 M969会議室
・ 出席者数: 15 名
・ テーマ :統計科学とデータサイエンス
・ 報告者 :田村義保(統計数理研究所)

※第3回ランチセミナーについては、Covid-19の影響により計画していた内容を2020年度に開催延期することとした。

3. 公開講座、公開シンポジウム等
(1)専修大学情報科学研究所 公開講座
・ 開催日 :2019年11月2日(土)
・ 場  所:生田校舎9号館4階端末室D
・ 受講者数: 15 名
・ テーマ :「IT×ものづくり入門 ~コンピュータを使って工作を体験してみよう!」
・ 主  催:専修大学情報科学研究所、共催(情報科学センター、ネットワーク情報学部)
・ 対  象:小学校高学年以上
・ 参加料 :無料
・ 講  師:ネットワーク情報学部教授 飯田周作・石井健太郎

4.  諸活動

(1) 第12回 川崎国際環境技術展への出展 ※開催時期が2月から11月に変更
場所・開催日:カルッツかわさき、来場者数:16,900人、2019年11月13日、14日
出展内容:ワンタイム画像生成を用いた個人認証 (ネットワーク情報学部 石井研究室)

5. 共同研究助成

(全7件)
(1) フィードバックについての経済分析
代表:森田公之(経済学部、共同研究者:河野敏鑑(ネットワーク情報学部)
(2) 経営学領域でのアクティブラーニングにおける情報の共有と活用の仕組みならびにその支援ツールに関する研究
代表:間嶋 崇(経営学部)、共同研究者:植竹 朋文(経営学部)
(3) 宿泊関連ビッグデータの地域デザイン学への応用に関する研究
代表:鈴木祥平(経営学部)、共同研究者:森本祥一(経営学部)
(4) デザイン学習におけるフィールド概念の整理と教育プログラムの検討
代表:上平崇仁(ネットワーク情報学部)、共同研究者:飯田周作(ネットワーク情報学部)
(5)スマートフォンの自動記録を用いた探索行動の発達の解明
代表:石井健太郎(ネットワーク情報学部)、共同研究者:沼晃介(ネットワーク情報学部)
(6) 出版書誌データベース(Pub DB)分析による書籍の入手可能期間の研究
代表:植村 八潮(文学部)、共同研究者:福富 忠和(文学部)
(7) e-バンキングサービスにおけるシステム満足度に関する研究
代表:飯塚佳代(ネットワーク情報学部)、共同研究者:吉田享子(ネットワーク情報学部)

Ⅲ. 刊行物

1. 年報
(1)情報科学研究 第40号(令和2年3月、200部発行)
① 鈴木祥平、森本祥一
「トポスの地域イノベーションへの寄与 -宿泊予約サイトデータを用いた分析ー」

2. 所報
(1)専修大学情報科学研究所所報 第94号(令和元年7月、200部発行)
① 佐藤英也、小林隆
「新専門科目『情報技術者のための業務知識』の提案」
② 秋吉美都
「『いいかなあ、でもなあ』ー地層処分をめぐる討論に関する多数決ルールの意義」)
③植村八潮、野口武悟、小松幸男、益子大輝、堀田愛美
「アクセシビリティの観点からみた映画コンテンツの視聴環境」

(2)専修大学情報科学研究所所報 第95号(令和2年2月、200部発行)
① 間嶋崇
「過剰な情報セキュウリティ対策に関する組織論的な幾つかの視座」
② 栗芝正臣
「デルフト工科大学の学習環境とデザイン教育」
③ 小川健
「暗号資産の非中央集権化のためのProof of  Work 長寿命化」
④ 沼晃介、吉田亨子
「日理工系情報学部における深層学習と人工知能の教育に関する検討」

3. 欧文誌
(1)Information Science and Applied Mathematics, Vol.27(令和2年3月、200部発行)
①T.Sato and Y.Takano
Nonparametric Item Response Theory
②M. Tanaka
Notes on Estimation of Cross Correlation Function between Two Times Series