平成20年度 事業報告書
平成20年度は、下記の通り活動を行った。
1.運営
1.1 平成20年度総会・運営委員会
(1)第1回総会・運営委員会
日時:平成20年5月27日(火)12:15-13:30
場所:9号館8階ゼミ98E
議題:1.平成19年度事業報告
2.同収支決算報告
3.平成20年度事業計画(昨年11月の総会で承認済み)
4.同予算計画
5.平成20年度所員名簿の確認と新所員の承認
新所員:望月俊男専任講師(ネットワーク情報学部)
新入準所員:高柳美香氏,伊東洋一氏,清水將吾氏
新入準所員(大学院生):池田大輔氏、一條貴彰氏
6.平成20年度事務局員と各部会の活動方針について
7.平成20年度研究助成の募集について
8.その他
① 情報科学研究所の移転の件
② 年報の件
③ e-キャンパス推進の件
(2)第2回総会・運営委員会
日時:平成20年11月11日(火)12:15-13:00
場所:9号館5階95E
議題:1.次期所長の選出:大曽根匡教授が選出された。
2.平成21年度事業計画書
3.平成21年度予算要求書
4.平成21年度予算要求明細書
5.平成21年度アルバイト採用計画書
6.新入所員の承認と所員名簿の確認
7.情報科学研究所の移転について
8.各部会活動中間報告(各担当事務局員より報告)
9.その他
2.研究活動
2.1 研究会
(1)第1回定例研究会
日時:平成20年6月24日(火)
場所:10号館ゼミ105V
報告者:神白哲史所員(ネットワーク情報学部)
演題:「情報科学専攻学生の英語学習に関しての考察」
出席者数:16名
(2)第2回定例研究会
日時:平成20年7月8日(火)
場所:9号館969会議室
報告者:望月俊男所員(ネットワーク情報学部)
演題:「ICTを活用したアクティブラーニングの展開」
出席者数:16名
(3)第3回定例研究会
日時:平成20年7月18日(金)
場所:9号館969会議室
統一テーマ:「情報基礎科目の教育方法の研究」
①報告者:清水將吾準所員(産業技術大学院大学)
演題:「「情報処理入門」の実施報告」
②報告者:伊東洋一所員(実践的ソフトウェア教育コンソーシアム)
演題:「「情報処理入門」の授業運営について」
③報告者:山縣修準所員(情報処理相互運用技術協会)
演題:「「情報処理入門」の教育方法と問題点-表計算ソフトにおける回帰分析の理解-」
④報告者:植竹朋文所員(経営学部)
演題:「2年次以降の科目へのつながりについて」
⑤報告者:渥美幸雄所員(経営学部)
演題:「大学初年時におけるPC利用スキル向上のアプローチ」
⑥報告者:花田経子準所員(新島学園短期大学)
演題:「身体障害のある学生の情報教育」
⑦報告者:廣澤敏夫準所員(先端力学シミュレーション研究所)
演題:「「情報システム入門」の成果と課題-再履修生への対応-」
⑧報告者:大曽根匡所員(経営学部)
演題:「情報基礎教育における小さな工夫集と失敗集」
⑨報告者:魚田勝臣所員(経営学部)
演題:「情報システム基礎教育の重要性と学生の取り組み姿勢」
出席者数:18名
(4)第4回定例研究会(大学院学生大会)
日時:平成20年10月7日(火)
場所:10号館ゼミ105U
①報告者:一條貴彰準所員(経営学研究科修士課程)、大曽根匡所員(経営学研究科)、
演題:「コンピュータゲームにおけるNPC制御の研究」
②報告者:池田大輔準所員(経営学研究科修士課程)、大曽根匡所員(経営学研究科)、
演題:「ペトリネットに対するビジュアル・シミュレータの開発」
出席者数:14名
(5)第5回定例研究会
日時:平成20年12月9日(火)
場所:9号館ゼミ95J
報告者:岩尾 詠一郎(商学部)
演題:「都市内の集荷・配送の効率化のあり方」
出席者数:12名
(6)第6回定例研究会
日時:平成21年1月23日(金)
場所:9号館969会議室
統一テーマ:「情報基礎科目の教育方法とテキスト」
①報告者:伊東洋一準所員(実践的ソフトウェア教育コンソ-シアム)
演題:「情報リテラシ基礎演習の授業運営―PBL手法の活用―」
②報告者:清水將吾準所員(産業技術大学院大学)
演題:「ロジカルシンキングをベースとした情報リテラシ基礎演習」
③報告者:花田経子準所員(新島学園短期大学)
演題:「KJ法の活用に基づいたディベート準備の試みと結果」
④報告者:植竹朋文所員(経営学部)
演題:「セメスター制の導入による経営学部一年次の情報教育の変化について」
⑤報告者:山縣修準所員(前情報処理相互運用技術協会)
演題:「グループ編成による情報リテラシ教育」
⑥報告者:渥美幸雄所員(経営学部)
演題:「個人演習中心の情報リテラシ授業の試み」
⑦報告者:廣澤敏夫準所員(先端力学シミュレーション研究所)
演題:「(再)「情報処理入門」の実施報告―事前アンケートによる演習実施―」
⑧報告者:大曽根匡所員(経営学部)
演題:「情報処理入門のテキスト改訂の課題」
⑨報告者:石井徹也氏(共立出版)
演題:情報系テキスト出版の現状と報告」
⑩報告者:魚田勝臣所員(経営学部)
演題:「情報リテラシ教育を振り返って」
出席者数:14名
(7)第7回定例研究会(魚田教授の退官記念研究会)
日時:平成21年3月5日(木)
場所:9号館98D
①基調講演:魚田勝臣所員(経営学部)
演題:「情報科学研究所と私」
②関連講演:渥美幸雄所員(経営学部)
演題:「大学院と情報科学研究所との連携」
③関連講演:大曽根匡所員(経営学部)
演題:「経営学部と情報科学研究所との連携」
④関連講演:綿貫理明所員(ネットワーク情報学部)
演題:「ネットワーク情報学部と情報科学研究所との連携」
出席者数:14名
(8)第8回定例研究会
日時:平成21年3月10日(火)
場所:9号館969会議室
報告者:小林隆所員(ネットワーク情報学部)
演題:「認知科学的アプローチによる ビジネスプロセスモデリング-Language/Action Perspectiveを適用したBPR-」
出席者数:16名
2.2 シンポジウム・講演会
(1)シンポジウム(ネットワーク情報学部との共催)
日時:平成20年12月16日(火)
場所:10号館10203教室
講師:山川義介氏(株式会社ALBERT代表取締役会長)
演題:「ネットビジネス最新動向~セカンドライフ、Google Street Viewの向こうに何があるのか~」
(2)イブニングセミナー
日時:平成20年10月14日(火)
場所:9号館969会議室
講師:小林義人氏(エム・スクエアー(株)代表取締役)
演題:「実践知としての情報システム教育を考える」
3.刊行物
3.1 年報
情報科学研究 第29号(平成21年3月200部発行)
(1)梅本吉彦(法学部)、小島喜一郎(ネットワーク情報学部)
「 e-Learningにおける情報倫理」
(2)大曽根匡(経営学部)
「経営学部における情報系科目の変遷」
(3)永田奈央美(電気通信大学)、岡本敏雄(電気通信大学)
「 e-Learningコンテンツにおける定性的分析法の提案」
(4)花田経子(新島学園短期大学)
「コミュニケーション能力の改善を目的とした情報リテラシー教育に関する考察」
3.2 所報
①専修大学情報科学研究所所報 第70号(平成21年2月200部発行)
(1)岩尾詠一郎、小島崇弘、内野明
「シミュレーション分析結果とデータの公開に関する研究―倉庫内作業の効率化シミュレー
ションを利用して」
(2)魚田勝臣、等々力理恵、高橋英夫、渡辺博志
「睡眠導入装置および心理生理効果授与システムに関する研究報告」
②専修大学情報科学研究所所報 第71号(平成21年3月200部発行)
(1)飯塚佳代、吉田亨子
「複数の演習を組み合わせたProject Based Learningの実践―情報戦略総合演習の複数のクラスによる横連携と川崎市の外部連携の事例より―」
(2)渥美幸雄
「一般住宅内ブロードバンド通信技術の評価」
3.3 欧文誌
Information Science and Applied Mathematics, Vol.16(平成21年3月200部発行)
(1)Minoru TANAKA
「On the generalization of von Mises distributions on the circle」
4.共同研究助成
(1)「e-ラーニングによる遠隔授業における「著作権侵害をはじめとする知的財産権に関する諸問題」の検討(その2)」
(代表:梅本吉彦所員、共同研究者:小島喜一郎準所員)
(2)「大学間の連携を活かした教育成果公開のための展示会出展プランニング」
(代表:上平崇仁所員、共同研究者:栗芝正臣所員、小林隆所員)
(3)「マッシュアップ技術を用いた入試支援システムの開発―Google地図上への高校ネットワーク作成と集合知の形成―」
(代表:山下清美所員、共同研究者:松永賢次所員、綿貫理明所員)
(4)「eスポーツの国際展開と振興に関する調査研究」
(代表:福冨忠和所員、共同研究者:江原淳所員)
5.その他
(1)川崎国際環境技術展2009出展の後援
日時:平成21年2月17日(火)、18日(水)
場所:とどろきアリーナ
内容:①Web2.0の集合知による温暖化対策
②センサネットワークによる環境情報の視覚化
③拡張現実感による環境絵本
④人力発電のビジネスモデル
来場者:川崎市長、川崎市議会議員、多摩区長、国会議員、各国大使、企業・大学関係者、
一般市民、小中学生多数
以上