事業報告書 -平成29年度
平成29年度は、下記の通り活動を行った。
Ⅰ. 運 営
1. 第1回総会・運営委員会
・ 日 時:2017年5月16日(火)12:15 〜 13:00
・ 場 所:9号館6階 M969会議室
・ 出席者数: 18 名(委任状 35名)
・ 議 題:
(1) 平成28年度事業報告 承認された
(2) 同収支決算報告 承認された
(3) 平成29年度事業計画(昨年11月承認済み) 承認された
(4) 同予算計画(案) 承認された
(5) 新所員の紹介と所員名簿の確認 承認された
(6) 平成29年度事務局員と各部会の活動方針について 承認された
(7) 平成29年度共同研究助成の募集について 承認された
(8) その他 特になし
2. 第2回総会・運営委員会
・ 日 時:2017年 11月14日(火)12:15 〜 13:00
・ 場 所:9号館6階 M969会議室
・ 出席者数: 20 名(委任状 40名)
・ 議 題:
(1) 平成30年度事業計画 承認された
(2) 平成30年度予算要求書 承認された
(3) 平成30年度予算明細書 承認された
(4) 平成30年度アルバイト採用計画書 承認された
(5) 所員名簿の確認 承認された
(6) その他 特になし
・ 報 告:
(1) 各部会活動中間報告(各担当事務局員より報告)
(2) 監査結果
Ⅱ. 研究活動
1. 定例研究会
(1) 第1回情報科学研究所定例研究会
・ 日 時:2017年6月13日(火)12:25 〜 14:00
・ 場 所:9号館6階 M969会議室
・ 出席者数:19 名
・ テーマ :「フィジカルコンピューティングはおもしろい」
・ 報告者 :石井健太郎(ネットワーク情報学部)
(2) 第2回情報科学研究所定例研究会
・ 日 時:2017年7月18日(火)12:25 〜 14:00
・ 場 所:2号館2階 221教室
・ 出席者数:14 名
・ テーマ :「矛盾する複数の文章の読解を通した情報リテラシーの授業開発:Epistemic Cognition研究を基盤として」
・ 報告者 :望月俊男(ネットワーク情報学部)
(3) 第3回情報科学研究所定例研究会(情報教育研究会)
・ 日 時:2017年8月3日(木)10:00 ~ 17:00
・ 場 所:9号館6階 M969会議室
・ 出席者数:16 名
① 報告者:大曽根匡(経営学部)
演題:情報処理入門における共通テストの変更案
② 報告者:大原康博(経営学部)
演題:情報処理入門実施報告-個人差と全体レベルアップの両立模索-
③ 報告者:朝日弓未(経営学部)
演題:情報処理入門におけるSAの活用効果について
④ 報告者:新保好美(経営学部)
演題:情報処理入門授業運営報告-情報リテラシ基礎演習との関連性について-
⑤ 報告者:八木晃二(経営学部)
演題:2年目授業の振り返り-昨年との比較から-
⑥ 報告者:綿貫理明(ネットワーク情報学部)
演題:「社会知性の開発」と産官学連携の取組(1)-環境・創エネプロジェクトの学外発表に
⑦ 報告者:森本祥一(経営学部)
演題:大学初年次のコンピュータリテラシに関するアンケート分析
⑧ 報告者:関根純(経営学部)
演題:Excelにおけるアクティブラーニングについて
⑨ 報告者:石井徹也(共立出版)
演題:テキストの付加価値付け-教材の充実検討-
⑩ 報告者:渥美幸雄(経営学部)
演題:情報基礎科目の学習意識向上に向けて-情報処理入門と情報システム入門-
⑪ 報告者:植竹朋文(経営学部)
演題: 経営学部における情報系科目の実施環境について
⑫ 報告者:魚田勝臣(経営学部)
演題:ロングセラー教科書はこうして生まれた
⑬ 出席者全員
ディスカッション
(4) 第4回情報科学研究所定例研究会(情報経営学会関東支部・専修大学商学研究所・情報科学研究所 合同研究会)
・ 日 時:2017年10月21日(土)14:00 〜 17:00
・ 場 所:神田校舎5号館541教室
・ 出席者数:情報科学研究所からの出席者 3 名
・ テーマ :「流通業の情報ネットワーク:趣旨説明を兼ねて」
・ 報告者 :内野明(商学部)
・ テーマ :「プラネットのこれまでと標準化の重要性」
・ 報告者 :石金克也((株)プラネット企画部、JISA EDIタスクフォース副座長)
・ テーマ :「固定電話網のIP網移行によるEDIへの影響と対策」
・ 報告者 :藤野裕司((株)データ・アプリケーション、JISA EDIタスクフォース座長)
(5) 第5回情報科学研究所定例研究会
・ 日 時:2017年11月7日(火)12:25 〜 14:00
・ 場 所:9号館6階 M969会議室
・ 出席者数: 13 名
・ テーマ :「労働時間、昇進および職場における男女格差」
・ 報告者 :小川博雅(経営学部)
(6) 第6回情報科学研究所定例研究会
・ 日 時:2017年12月5日(火)12:25 〜 14:00
・ 場 所:1号館 ディスカッションスペース2
・ 出席者数: 12 名
・ テーマ :「「偏向」報道に関する一考察」
・ 報告者 :山田健太(文学部)
(7) 第7回情報科学研究所定例研究会
・ 日 時:2017年12月12日(火)12:25 〜 14:00
・ 場 所:9号館6階 M969会議室
・ 出席者数: 12 名
・ テーマ :「コーポレーション・レピュテーションがもたらす効果の実証分析」
・ 報告者 :岩田弘尚(経営学部)
(8) 第8回情報科学研究所定例研究会(情報教育研究会)
・ 日 時:2018年1月25日(木) 9:30 ~ 17:30
・ 場 所:9号館6階 M969会議室
・ 出席者数: 16 名
① 報告者:植竹朋文(経営学部)
演題:情報系授業の実施環境に変化について
② 報告者:大原康博(経営学部)
演題:2017後期「情報リテラシ基礎演習」実施報告-グループワークとPBLは向上したか-
③ 報告者:新保好美(経営学部)
演題:グループワークにおけるPDCA演習(2017年度「情報リテラシ基礎演習」授業報告)
④ 報告者:朝日弓未(経営学部)
演題:グループワークにより得られたものと改善点について
⑤ 報告者:綿貫理明(ネットワーク情報学部)
演題:「社会知性の開発」と産官学連携の取組(2)-業界団体の寄付講座の導入とその意義-
⑥ 報告者:八木晃二(経営学部)
演題:「情報リテラシ基礎演習」授業の振返り-昨年度の比較から-
⑦ 報告者:関根純(経営学部)
演題:「情報リテラシー基礎演習」の動画作成と今後にていて
⑧ 報告者:森本祥一(経営学部)
演題:テーマ選定を重視した情報リテラシ教育の実践
⑨ 報告者:大曽根匡(経営学部)
演題:体育会クラスにおける「情報リテラシ基礎演習」の工夫
⑩ 報告者:渥美幸雄(経営学部)
演題:IT活用初学者のための補助題材について
⑪ 報告者:石井徹也(共立出版)
演題:「情報処理入門-コンピュータリテラシー」改訂について
⑫ 報告者:魚田勝臣(経営学部)
演題:持続可能な情報基礎教育教科書刊行の方略と方策について
⑬ 出席者全員
ディスカッション
(9) 第9回情報科学研究所定例研究会(大学院生大会)
・ 日 時:2018年2月19日(月)12:20 ~ 14:00
・ 場 所:9号館5階95J
・ 出席者数:8 名
・ テーマ :「クチコミの量的・質的変化に基づくネット上の評判分析」
・ 報告者 :福田浩至(大学院経営学研究科博士課程1年)
・ テーマ :「ID社会基盤構築に関する研究」
・ 報告者 :八木晃二(大学院経営学研究科博士課程2年)
2. ランチ・イブニングセミナー
(1) 第1回ランチセミナー
・ 日 時:2017年6月27日(火)12:30 ~ 14:00
・ 場 所:9号館6階 M969会議室
・ 出席者数:14 名
・ テーマ :「公認会計士の仕事と情報システム」
・ 報告者 :公認会計士・システム監査技術者 沼田慎吾
(2) 第2回ランチセミナー
・ 日 時:2017年7月25日(火)12:30 ~ 14:00
・ 場 所:9号館6階 M969会議室
・ 出席者数:7 名
・ テーマ :「ジオメトリデザインからみるアルゴリズムとパラメトリック」
・ 報告者 :Orange Jellies、石津優子、堀川淳一郎
(3) 第3回ランチセミナー
・ 日 時:2017年10月10日(火)12:20 〜 13:30
・ 場 所:9号館6階 M969会議室
・ 出席者数:18 名
・ テーマ :「Silicon Valley’s Innovative Ecosystem」
・ 報告者 :Julie Taeko Gramlich
(4) 第4回ランチセミナー
・ 日 時:2018年1月9日(火)12:30 ~ 14:00
・ 場 所:9号館6階 M969会議室
・ 出席者数:10 名
・ テーマ :「AI/データサイエンスの実務への適用と課題」
・ 報告者 :株式会社富士通総研 コンサルティング本部 ビジネスアナリティクスグループ 石川恵太郎
3. 公開講座、公開シンポジウム等
(1) 大学主催
① 専修大学情報科学研究所 公開講座
テーマ 「IT×ものづくり入門 ~コンピュータを使って工作を体験してみよう!」
【主 催】専修大学情報科学研究所、共催(情報科学センター、ネットワーク情報学部)
【対 象】小学校高学年以上
【場 所】生田校舎9号館4階端末室D
【参加料】無料
日時:平成29年11月4日(土)
場所:生田9号館4階端末室D
タイトル:「IT×ものづくり入門 ~コンピュータを使って工作を体験してみよう!」
講師:飯田 周作(ネットワーク情報学部教授)
参加者数:34 名
4. 諸活動
(1) 川崎国際環境技術展2018への出展
場所・開催日:とどろきアリーナ、来場者数:16,100人、2017年2月1日、2日
出展内容:
①高齢者・視覚障害者等の情報環境向上のための「印刷文読み上げ装置音声コード」(文学部 植村・野口研究室)
②障害者や高齢者・外国人等に必要な情報提供サービス「ハートフルブック」(文学部 植村・野口研究室)
③テレビとDVDのアクセシビリティ調査と提案(文学部 植村・野口研究室)
④人力発電と太陽光発電のハイブリッド創エネ技術(ネットワーク情報学部 綿貫研究室)
(2) 綿貫理明教授 退職記念講演会
2018年1月27日(土)に, 長らく専修大学ネットワーク情報学部と情報科学研究所の運営に尽力されました綿貫理明先生の退職記念講演会を, 専修大学ネットワーク情報学部と情報科学研究所の共催で,専修大学生田校舎2号館 シアター201教室で行った。
5. 研究助成
(1)情報リテラシ教育のための教材開発共同研究
代表:関根純(経営学部)、共同研究者:植竹朋文(経営学部)、大曽根匡(経営学部)、森本祥一(経営学部)
(2)ポスト・トュル-ス時代の情報流通とジャーナリズム共同研究
代表:山田健太(文学部)、共同研究者:武田徹(文学部)
(3)テレビ・ビデオにおけるアクセシビリティに関する予備的調査:DVD/BDコンテンツの視覚障害者利用と操作メニュー等の検討を中心に
代表:植村八潮(文学部)、共同研究者:野口武悟(文学部)
(4)高等学校情報科におけるデザイン概念の整理とデザイン学習教材の開発
代表:上平崇仁(ネットワーク情報学部)、共同研究者:江原淳(ネットワーク情報学部)
(5)映像におけるVRプレビジュアリゼーションの研究
代表:渡部健司(ネットワーク情報学部)、共同研究者:福冨忠和(ネットワーク情報学部)
(6)交代制合議制型団体の業務におけるITの役割に関する研究
代表:飯塚佳代(ネットワーク情報学部)、共同研究者:吉田享子(ネットワーク情報学部)
Ⅲ. 刊行物
1. 年報
(1)情報科学研究 第38号(平成30年3月、200部発行)
① 八木晃司、大曽根匡
「IDエコシステム実現に必要となるID連携トラストフレームワークの研究」
② 柿沼美希、高野祐一
「整数最適化復号法の性能評価」
③ 小田切健太、藤堂洋弥、大橋拓馬、諏訪達也、田崎颯音、出野雄大、永野幸次郎、林拓武
「自転車周辺機器の組込デバイス開発」
④ 渡辺展男
「数理計画ソフトウェアにおけるモデルと計算手続きの記述について」
⑤ 沼晃介、栗芝正臣
「日常生活におけるユーザ支援に向けた複数情報源の総合手法の基礎的検討」
2. 所報
(1)専修大学情報科学研究所所報 第90号(平成29年7月、200部発行)
① 上平崇仁
「生成的コミュニケーションデザインにおける贈与の視点-大学の宣伝活動と進路を決める高校生の関係を事例に-」
② 植村八潮、野口武悟、酒井未穂、松井進
「視覚障害者によるデジタルテレビ利用の現状と課題」
(2)専修大学情報科学研究所所報 第91号(平成30年2月、200部発行)
① 綿貫理明
「川崎国際環境技術展の回想ー「社会知性の開発」を実践してー」
3. 欧文誌
(1)Information Science and Applied Mathematics, Vol.25(平成30年3月、200部発行)
① M. Tanaka
On Trends of Monthly Average Temperature for 47 Prefectures in Japan