平成10年度事業報告書
平成10年度は、下記の通り活動を行った。
1.運営
1.1 所員総会
以下のように、所員総会を開催した。
第1回
開催日時:平成10年5月7日(木)
開催場所:情報科学研究所
議題1.新入所員(河野隆一氏、石崎徹氏)の承認。
議題2.1997年度の事業報告、および決算書の承認。
議題3.1998年度の事業計画案、および予算案の承認。
議題4.中村友保情報科学センター長による、情報科学センター規定の改定に伴う、 情報科学研究所の分離独立の説明について、全会一致で承認。
第2回
開催日時:平成10年6月2日(火)
開催場所:情報科学研究所
議題1.研究所規定の改訂
議題2.所長の選出
議題3.運営委員の選出
議題4.事業計画の予算および引継
議題5.その他
第3回
開催日時:平成10年12月1日(火)
開催場所:情報科学研究所
議題1.来年度事業計画および予算計画
議題2.所長の選挙、事務局員の任命
1.2 シンポジウム
「世界を震撼させる2000年問題」
所員 河野隆一((株)インテック 相談役)
関心の高いテーマであったため、聴講者約100名で盛況であった。
2. 研究活動
2.1 テーマ研究会
第1回
開催日時: 平成10年6月16日(火)
研究議題: 「2000年問題について」
講演者:河野隆一
講演内容:
第2回
開催日時: 平成10年7月7日(火)12:10〜
開催場所: 第6会議室(1号館2階)
研究議題:「文字列検索アルゴリズムについて」
講演者:大曽根 匡
第3回
開催日時: 平成10年12月1日(火)
研究議題:「研究対象としての『WEB日記』」
講演者:山下清美
研究議題:「情報システムカリキュラムの最新版:IS’97について」
講演者:魚田勝臣
第4回
開催日時: 平成10年12月12日(土)
研究議題:「定常時系列のゼロ交差点数と自己相関係数の関係」
講演者:田中 稔
2.2 講習会
以下のように、ムーディーズ社の財務データを利用するための 講習会を情報科学センターと共催で開催した。
「第1回」
開催日時:平成10年4月22日(水)12:10〜13:00
開催場所:情報科学センター共同実習室A(120周年記念館4階)
3. 刊行物
3.1 年報
第19号
発行年月日:平成11年3月
発行部数:300
「世界を震撼させる2000年問題」
著者:河野隆一
「ソフトウェアプロダクトの進化構築法とその実験施設の建造」
著者:魚田勝臣、出牛正芳、坂本実、齋藤雄志
「国の生涯学習振興施策における『学習情報提供への取り組み』——経緯と現状——」
著者:荻原幸子
3.2 欧文誌
Vol:7
Date:1998
Number of Isuue:200
「Expected Number of the Level Crossings of Some Stationary Processes with Zero Mean and Unit Variance」
M. Tanaka
「Multilingual Internet: Designing Internet Sites」
W. L. Boletta
3.3 所報
第47号
発行年月日:平成10年4月
発行部数:200
「流通業の情報システム化動向」
著者:渡辺俊幸
「最近のパソコンパーツ事情とローコストパソコンについて」
著者:石原秀男
第48号
発行年月日:平成10年5月
発行部数:200
「文字列検索アルゴリズムBM法を並列化する試みの研究」
著者:大曽根 匡
「個人ホームページはどのようなコミュニケーションの場か」
著者:山下清美
第49号
発行年月日:平成11年3月
発行部数:200
「World Wide Web情報検索支援」
著者:松永賢次、板橋信昭、金子郁夫、鳥居澄世
4. その他
以下のように研究助成を行った。
4.1.グループ研究助成
「購買後行動に関する計量分析:コミュニケーション効果を中心として」
奥田和彦、江原 淳、石崎 徹(代表:奥田和彦)
「『学生による授業評価』の解析」
大曽根 匡、山下清美(代表:大曽根 匡)
「ソフトウェアプロダクトビジネスの成立と発展に関する調査研究」
魚田勝臣、齋藤雄志(代表:魚田勝臣)
「WorldWideWeb情報の検索支援に関する研究」
松永賢次、綿貫理明(代表:松永賢次)
「オンデマンド遠隔講義システム実験」
三友仁志、藏下勝行、綿貫理明、宇佐美嘉弘、松永賢次(代表者:三友仁志)
以上