事業報告書 -平成21年度-

平成21年度 事業報告書

平成21年度は、下記の通り活動を行った。

 1.運営
1.1 平成21年度総会・運営委員会
(1)第1回総会・運営委員会
日時:平成21年5月26日(火)12:15-13:10
場所:9号館6階M969会議室
議題:1.平成20年度事業報告
2.同収支決算報告
3.平成21年度事業計画(昨年11月の総会で承認済み)
4.同予算計画
5.新所員の紹介と所員名簿の確認
新所員:砂原由和教授(N)、橋田洋一郎専任講師(営)、森本祥一専任講師(営)
新研究員(大学院生):土屋絵梨氏、永井美帆氏
6.平成21年度事務局員と各部会の活動方針について
7.平成21年度研究助成の募集について
8.その他
① 研究所規定、第3条の研究員の規程見直しの件
② 出版物の印刷品質、原稿提出形式などの改善の件

(2)第2回総会・運営委員会
日時:平成21年11月10日(火)12:30-13:10
場所:9号館6階M969会議室
議題:1.平成22年度事業計画書
2.平成22年度予算要求書
3.平成22年度予算要求明細書
4.平成22年度アルバイト採用計画書
5.所員名簿の確認
6.各部会活動中間報告(各担当事務局員より報告)
7.その他
① 学内学術刊行物の電子形態での収集整理について
② 研究所30周年の記念事業の件

 2.研究活動
2.1 研究会
(1)第1回定例研究会(経営研究所共催)
日時:平成21年6月24日(水)
場所:図書館生田分館5F
報告者:橋田洋一郎所員(経営学部)
演題:「製品戦略におけるデザインの意義と役割」
出席者数:12名

(2)第2回定例研究会(経営研究所共催)
日時:平成21年6月30日(火)
場所:9号館5階ゼミ95E
報告者:森本祥一所員(経営学部)
演題:「要求定義から要求戦略へ-本当に「使える」システムを目指して-」
出席者数:14名

(3)第3回定例研究会
日時:平成21年7月14日(火)
場所:1号館3階 情報科学研究所
報告者:飯田周作所員(ネットワーク情報学部)
演題:「形式手法とその応用―ビジネスプロセスのリスク分析を例として―」
出席者数:12名

(4)第4回定例研究会
日時:平成21年7月17日(金)
場所:9号館969会議室
統一テーマ:「情報基礎科目の教育方法の研究」
① 報告者:清水將吾準所員(専修大学兼任講師、産業技術大学院大学)
演題:「情報リテラシ教育の成績評価について」
② 報告者:植竹朋文所員(経営学部)
演題:「来年度以降の対応について」
③ 報告者:伊東洋一準所員(専修大学兼任講師)
演題:「情報処理入門の授業運営」
④ 報告者:花田経子準所員(専修大学兼任講師、新島短期大学)
演題:「情報リテラシ教育における機器操作と内容理解の定着に対する検討」
⑤ 報告者:山縣修準所員(専修大学兼任講師、情報処理相互運用技術協会)
演題:「演習課題の解答時間分布について」
⑥ 報告者:森本祥一所員(経営学部)
演題:「経営学部における情報システム導入教育と情報リテラシ教育の実践」
⑦ 報告者:廣澤敏夫準所員(専修大学兼任講師、先端力学シミュレーション研究所)
演題:「(再)「情報システム入門」の成果と課題
-RENANDIを主、電子メールを従とした講義-」
⑧ 報告者:大曽根匡所員(経営学部)
演題:「教科書の改訂に向けての課題」
⑨ 報告者:渥美幸雄所員(経営学部)
演題:「情報系基礎科目の学生への動機付け」
⑩ 報告者:魚田勝臣所員(経営学部)
演題:「情報教育について-学外にて想うこと」
出席者数:14名

(5)第5回定例研究会(大学院学生大会)
日時:平成21年9月12日(土)
場所:9号館969会議室
① 報告者:土屋絵梨研究員、佐藤創所員(経営学研究科)
演題:「フーリエ変換とウェーブレット変換―楽器の識別から―」
② 報告者:池田大輔研究員、大曽根匡所員(経営学研究科)
演題:「ペトリネットに対するビジュアル・シミュレータの開発」
③報告者:一條貴彰研究員、大曽根匡所員(経営学研究科)
演題:「コンピュータゲームにおけるNPC制御の研究」
④報告者:永井美帆研究員、大曽根匡所員(経営学研究科)
演題:「鉄道路線の変遷と経済効果の研究」
出席者数:13名

(6)第6回定例研究会
日時:平成21年11月10日(火)
場所:9号館969会議室
報告者:岩尾詠一郎所員(商学部)
演題:「都心部での環境に優しい交通機関のあり方」
出席者数:12名

(7)第7回定例研究会
日時:平成21年11月24日(火)
場所:10号館5階ゼミ105R
報告者:綿貫理明所員、松永賢次所員、山下清美所員、戸口裕人、小菅拓真、堀越永幸
(ネットワーク情報学部)
演題:「マッシュアップ技術を用いた入試支援システムの開発
-Google地図上への高校ネットワーク作成と集合知の形成-」
出席者数:13名

(8)第8回定例研究会
日時:平成22年1月15日(金)
場所:9号館969会議室
統一テーマ:「情報基礎科目の教育方法の研究」
①報告者:魚田勝臣所員(専修大学名誉教授)
演題:「情報教育の一環として学生から新奇なアイデアを募る」
②報告者:廣澤敏夫準所員(専修大学兼任講師、先端力学シミュレーション研究所)
演題:「「情報処理入門」演習の実施報告―トピック紹介を採り入れた演習実施―」
③報告者:瀧澤浩希、大曽根匡所員(経営学部)
演題:「Excel のための学生提出ファイル自動採点システムの開発」
④報告者:花田経子準所員(専修大学兼任講師、新島学園短期大学)
演題:「Excelを活用したマインドマップとブレーンストーミング」
⑤報告者:森本祥一所員(経営学部)
演題:「大学初年度における協調作業演習に関する一考察」
⑥報告者:植竹朋文所員(経営学部)
演題:「情報リテラシ基礎演習における実施方法の工夫」
⑦報告者:清水將吾準所員(専修大学兼任講師、産業技術大学院大学)
演題:「フィードバックに基づく情報リテラシ教育の実践」
⑧報告者:伊東洋一準所員(専修大学兼任講師)
演題:「情報リテラシ基礎演習の授業運営」
⑨報告者:山縣修準所員(専修大学兼任講師)
演題:「「情報リテラシ基礎演習」の要領と課題」
⑩報告者:渥美幸雄所員(経営学部)
演題:「情報リテラシ授業の3つの試みと今後」
⑪報告者:渡辺展男所員(経営学部)
演題:「平成21年度の情報リテラシ基礎演習について」
⑫報告者:石井徹也(共立出版)
演題:「情報教育と出版業界の現状」
出席者数:19名

(9)第9回定例研究会
日時:平成22年1月26日(火)
場所:9号館5階ゼミ95J
報告者:上平崇仁所員(ネットワーク情報学部)
演題:「大学間の連携を活かした教育成果展示会の実施と考察」
出席者数:16名

(10)第10回定例研究会(経営研究所共催)
日時:平成22年1月26日(火)
場所:9号館5階ゼミ95J
報告者:竹村憲郎所員(経営学部)
演題:「専修大学40年 たら れば 物語」
出席者数:25名

2.2 特別講演会・セミナー
(1)ランチセミナー
日時:平成21年6月5日(金)
場所:9号館969会議室
講師:高橋 悟氏(中央三井アセット信託銀行)
演題:「ヘッドラインニュースと金融市場の関連性の分析」
出席者数:28名

(2)特別講演会(ネットワーク情報学部との共催)
日時:平成21年11月27日(金)
場所:10号館10301教室
講師:まつもとゆきひろ氏
演題:「UNIX+OSS+Ruby」
出席者数:約200名

(3)ランチセミナー
日時:平成22年1月13日(水)
場所:9号館969会議室
講師:飯塚泰樹氏 (株式会社YaSKy技術士事務所 代表)
演題:「マルチエージェント協調による分散制約最適化問題の解法について」
出席者数:21名

 3.刊行物
3.1 年報
情報科学研究 第30号(平成22年3月200部発行)
(1)石鎚英也
「株式売買における統計的裁定のパフォーマンス」
(2)梅本吉彦、小島喜一郎
「e-Learningにおける知的財産法上の諸問題」
(3)松永賢次
「アルゴリズム構造の理解を促すプログラミング教育の提案」
(4)大曽根匡
「 コンピュータの歴史探訪」
(5)花田経子
「内部監査を中心としたシステム監査人のキャリアデザインに関する事例研究
-システム監査人における内的キャリアの視点から」

3.2 所報
①専修大学情報科学研究所所報 第72号(平成21年12月200部発行)
(1)上平崇仁
「大学間の連携を活かした合同展示会プランニング」
(2)上平崇仁
「フィジカルコンピューティング技術を用いたプロトタイピングと教材開発(1)」
(3)綿貫理明、戸口裕人、小菅 拓真
「Web2.0技術による環境情報の可視化と産官学連携による成果公開」
(4)植竹朋文、新井範子
「商品選択時におけるWWW上の情報探索行動の類型化の試み」

②専修大学情報科学研究所所報 第73号(平成22年3月200部発行)
(1)飯塚佳代、吉田享子、飯塚泰樹
「複数授業連携型Project Based Learning
~クラス横連携型・学期フェーズ連携型・学年縦連携型の実践事例より~」
(2)渥美幸雄
「無線ブロードバンド通信サービスの多様化と現状」
(3)池田大輔、大曽根匡
「ペトリネットのビジュアル・シミュレータの開発」
(4)一條貴彰、大曽根匡
「避難誘導ゲームにおけるNPC制御の研究」

3.3 欧文誌
Information Science and Applied Mathematics, Vol.17(平成22年3月200部発行)
(1)Yoshihiro Usami
「Note on maximum likelihood estimation of a linear regression model with
random effects」

4.共同研究助成
(1)「フレームワークを利用したエンタープライズ・アーキテクチャにおける成果物の
検証法の提案」
(代表:森本祥一所員、共同研究者:渥美幸雄所員)
(2)「文理融合学部における情報リテラシ―教育の方法についての研究」
(代表:吉田享子所員、共同研究者:飯塚佳代所員)
(3)「専修大学情報科学研究所の起源と発展の研究」
(代表:綿貫理明所員、共同研究者:大曽根匡所員)
(4)「シミュレーション・システムの教育現場への適用可能性に関する研究
~社会シミュレーションのシミュレーション技法の評価を通じて~」
(代表:岩尾詠一郎所員、共同研究者:生田目崇所員)
(5)「顧客接点における文字と画像の関わり」
(代表:橋田洋一郎所員、共同研究者:植竹朋文所員)
(6)「教員免許更新講習のための教材開発
-メディアコミュニケーションに関する講習に関して-」
(代表:望月俊男所員、共同研究者:砂原由和所員)

5.その他
(1)川崎国際環境技術展2010出展の後援
日時:平成22年2月4日(木)、5日(金)
場所:とどろきアリーナ
出展内容:
①3D防災ゲームにおけるキャラクター制御
②拡張現実感技術(AR)を用いた防災対策効果の可視化
③モバイルGPSとAjax技術を活用した環境意見共有システムの提案
④無線センサネットワークによる地球環境モニタリングシステム
⑤仮想地球儀インターフェースの環境情報検索システム
来場者:川崎市長、川崎市議会議員、多摩区長、国会議員、各国大使、企業・大学関係者、
一般市民、小中学生多数

以上