平成23年度 事業報告書
平成23年度は、下記の通り活動を行った。
1.運営
1.1 平成23年度総会・運営委員会
(1)第1回総会・運営委員会
日時:平成23年5月17日(火) 12:15-13:00
場所:9号館M969会議室
議題:1.平成22年度事業報告 承認された。
2.同収支決算報告 承認された。
3.平成23年度事業計画(昨年11月承認済み) 承認された。
4.同予算計画(案) 承認された。
5.新所員の紹介と所員名簿の確認
新所員:藤原正仁 専任講師(ネ)
新準所員:清水將吾 兼任講師(営)
新準所員:二上貴夫 兼任講師(ネ)
新研究員(大学院生):大竹恒平氏(営)
6.平成23年度事務局員と各部会の活動方針について
7.平成23年度研究助成の募集について
(2)第2回総会・運営委員会
日時:平成23年11月8日(火) 12:15-13:00
場所:9号館M969会議室
議題:1.平成24度事業計画書 承認された。
2.平成24年度予算要求書 承認された。
3.平成24年度予算要求明細書 承認された。
4.平成24年度アルバイト採用計画書 承認された。
5.所員名簿の確認
新研究員(大学院生):引地研介氏(営)
新研究員(大学院生):鈴木元也氏(商)
6.各部会活動中間報告(各担当事務局員より報告)
7.その他
(1) 川崎国際環境技術展への出展
2.研究活動
2.1 研究会
(1)第1回定例研究会(商学研究所と共催)
日時:5月24日(火) 16:30~18:00
場所:10号館10208教室
報告者:江尻俊章氏(株式会社環代表取締役、日本ウェブデザイナーズ協会理事)
演題:ウェブ解析をめぐる可能性と課題
出席者数:29名
(2)第2回定例研究会
日時:7月12日(火) 12:20~13:30
場所:9号館M969会議室
報告者:藤原 正仁所員(ネットワーク情報学部 講師)
演題:ゲーム産業におけるプロデューサーのキャリア発達プロセス:M-GTAによる質的研究
出席者数:6名
(3)第3回定例研究会(情報教育研究会)
日時:8月5日(金) 10:30~18:00
場所:9号館ゼミ98A
内容:「情報基礎科目の教育方法の研究」
① 10:30-11:00 清水將吾準所員(経営学部兼任講師)
演題:平成23年度「情報処理入門」の学習状況について
② 11:00-11:30 関根純所員(経営学部)
演題:情報処理入門の年度間比較
③ 11:30-12:00 魚田勝臣参与(経営学部名誉教授)
演題:情報基礎教育のための教科書・教材の開発と展開
④ 特別講演12:00-12:30 石井徹也氏(共立出版)
演題:電子書籍の現状と課題
⑤ 13:00-13:30 植竹朋文所員(経営学部)
演題: 情報リテラシ教育教材の電子化の検討
⑥ 13:30-14:00 森本祥一所員(経営学部)
演題:情報リテラシ教科書の電子書籍化技術の調査
⑦ 14:00-14:30 渥美幸雄所員(経営学部)
演題:経営学部におけるICT教育の補助題材について
⑧ 14:30-15:00 伊東洋一準所員(経営学部兼任講師)
演題:「情報処理入門」の授業運営について
⑨ 15:00-15:30 山縣修所員(経営学部)
演題:「情報処理入門」実施報告:教材紹介(第9章 情報の発信)
⑩ 15:30-16:00 新保好美準所員(経営学部兼任講師)
演題:情報処理入門におけるグループ学習実施報告
⑪ 16:00-16:30 廣澤敏夫準所員(経営学部兼任講師)
演題:「情報リテラシ基礎演習」実施報告―個人のスキル向上と共同作業―
⑫ 16:30-17:00 大曽根匡所員(経営学部)
演題:情報システム入門第5版の点検
⑭ 17:00-18:00 ディスカッション
出席者数:16名
(4)第4回定例研究会(大学院学生大会)
日時:9月17日(土) 13:30~16:30
場所:9号館M969会議室
① 松浦有容研究員、渥美幸雄所員
演題:感情表現による書評情報の可視化手法の研究
② 引地研介研究員、蔡イン錫所員
演題:個人情報漏洩の現状と結果、その防止策に関する研究
③ 大竹恒平研究員、植竹朋文所員
演題:ソーシャルゲームにおけるコミュニティ活性化へ向けての考察
出席者数:9名
(5)第5回定例研究会
日時:1月10日(火) 12:30~13:30
場所: 9号館M969会議室
報告者:野村亮所員(ネットワーク情報学部)
演題:情報理論と乱数生成-圧縮されたデータは十分にランダムか-
出席者数:7名
(6)第6回定例研究会(情報教育研究会)
日時:1月19日(木) 10:30~17:00
場所:9号館M969会議室
内容:「情報基礎科目の教育方法の研究」
① 10:30-11:00 清水將吾準所員(経営学部兼任講師)
演題:学生間相互評価を活用した情報リテラシ教育の実践
② 11:00-11:30 吉田享子所員(ネットワーク情報学部)、飯塚佳代所員(ネットワーク情報学部)
演題:情報リテラシー系演習における達成度確認型演習の実践について~ネットワーク情報学部「情報分析演習」の事例について~
② 11:30-12:00 関根純所員(経営学部)
演題:情報リテラシ基礎演習におけるひな形方式の効果について
③ 12:00-13:00 魚田勝臣参与(経営学部名誉教授)
演題:情報リテラシ教育についての提言
④ 13:00-13:30 新保好美準所員(経営学部兼任講師)
演題:情報リテラシ基礎演習授業報告およびタイピングスキルについて
⑤ 13:30-14:00 植竹朋文所員(経営学部)
演題:情報リテラシ基礎演習 における実施方法の工夫
⑥ 14:00-14:30 伊東洋一準所員(経営学部兼任講師)
演題:情報リテラシ基礎演習の授業運営
⑦ 14:30-15:00 渥美幸雄所員(経営学部)
演題:情報リテラシ授業の実施状況と課題
⑧ 15:00-15:30 山縣修準所員(経営学部兼任講師)
演題:情報リテラシ基礎演習実施報告~議論して考える(その2)~
⑨ 15:30-16:00 森本祥一所員(経営学部)
演題:事例調査による情報リテラシ教育
⑩ 16:00-16:30 廣澤敏夫準所員(経営学部兼任講師)
演題:(再)「情報処理入門」演習の実施報告~初版/第2版教科書混在での授業実施~
⑪ 16:30-17:00 大曽根匡所員(経営学部)
演題:情報処理入門と情報リテラシ基礎演習のシラバスについて
出席者数:13名
(7)第7回定例研究会(小島先生ご退職記念特別研究会)
日時:1月24日(火) 11:00~12:00
場所:9号館ゼミ95J
報告者:小島崇弘所員(商学部)
演題:情報処理教育30余年
出席者数:12名
(8)第8回定例研究会
日時:1月24日(火) 12:00~13:00
場所:9号館ゼミ95J
報告者:岩尾詠一郎所員(商学部)
演題:シミュレーション技法の講義への適用可能性に関する研究~物流施設の配置計画を通じて~
出席者数:6名
(9)第9回定例研究会
日時:1月31日(火) 12:30~13:30
場所 M969会議室
報告者:森本 祥一所員(経営学部)
演題:エンタープライズ・アーキテクチャにおける成果物の検証技法
出席者数:9名
2.2 特別講演会・セミナー
(1)ランチセミナー
日時:7月8日(金) 12:00~13:00
場所:9号館M969会議室
講師:松尾谷徹氏(有限会社デバッグ工学研究所 代表)
演題:人的資源とプロジェクトマネジメント~ES(従業員満足)からPS(パートナー満足)へ~
出席者数:16名
(2)ランチセミナー
日時:7月25日(月) 12:00~13:00
場所:9号館M969会議室
講師:菅谷光啓氏(NRIセキュアテクノロジーズ株式会社 情報セキュリティ室長)
演題:サイバーセキュリティの動向について
出席者数:15名
(3)ランチセミナー
日時:1月11日(水) 12:00~13:00
場所:9号館M969会議室
講師:小野耕司氏(静岡大学客員教授)
演題:Supply Chain Operation Reference (SCOR)モデルとSCMの動向について
出席者数:13名
3.刊行物
3.1 年報
情報科学研究 第32号(平成24年3月200部発行)
(1)上平崇仁(ネットワーク情報学部)
デザイン学習者のためのWeb教材設計とその利用文脈に関する考察
(2)渡辺展男、宇佐美嘉弘(経営学部)
数理計画ソフトウェアを用いた整数計画問題の解法(2)
– 並列処理機能とチューニング機能の効果 –
(3)望月宏(経済学部)
専修大学ポームページアンケート調査の基本理念と分析
3.2 所報
①専修大学情報科学研究所所報 第76号(平成23年6月200部発行)
(1)植竹朋文、青木章通(経営学部)
繁閑格差の大きい地区のホテルにおけるネット直販に関する意識調査-質問票調査に基づく分析-
(2)岩尾詠一郎、生田目崇(商学部)
シミュレーション・システムの教育現場への適用可能性に関する研究-生命保険市場の予測のためのエージェント・シミュレーションを通じて-
(3)佐藤創(ネットワーク情報学部)
QRコードの符号化・復号化アルゴリズム解説-学習読み物としての試み-
②専修大学情報科学研究所所報 第77号(平成23年11月200部発行)
(1)植竹朋文(経営学部)、鼠屋将志氏(音澄屋)
制作サイドから見た音楽コンテンツのビジネスモデル-小規模プレイヤーの視点から-
(2)飯塚佳代(ネットワーク情報学部)、吉田享子(ネットワーク情報学部)
文理融合型学部における情報リテラシー系科目の演習設計-「情報分析演習」における取り組み例より-
(3)岩尾詠一郎(商学部)、小島崇弘(商学部)
シミュレーション技法の講義への適用可能性に関する研究-物流施設の配置計画を通じて-
(4)綿貫理明(ネットワーク情報学部)、石坂得一(管理課)、嶋俊夫(太陽電音株式会社)、木村康廣(太陽電音株式会社)
産学連携による自転車型人力発電機の開発と川崎国際環境技術展2011への出展-自然エネルギーと人力エネルギーの統合と持続可能な社会を目指して-
3.3 欧文誌
①Information Science and Applied Mathematics, Vol.18(平成23年4月200部発行)
(1)Kayo Iizuka, Takuya Okawada and Yasuki Iizuka
Effective System for Information Supplements for Food Products
- Consideration from the Perspective of Consumer Needs –
(2)Minoru Tanaka
Time series modelling of Annual Maximum Sunspot Numbers
②Information Science and Applied Mathematics, Vol.18(平成24年3月200部発行)
(1)Minoru Tanaka
Modelling for a Series of Annual Extreme Values of the Daily Sunspot Numbers
4.共同研究助成
(1)メディアコンテンツ制作における分業と協働に関する研究
代表:藤原正人所員、共同研究者:福冨忠和所員
(2)ユーザ参加型の災害状況マッピングシステムの研究 〜多岐にわたる状況への対応・ユーザ間と災害対策本部の連携の強化・対策本部の意思決定支援の観点から〜
代表:飯塚佳代所員、共同研究者:吉田享子所員
(3)情報リテラシ教育教材の電子化の検討
代表:森本祥一所員、共同研究者:植竹朋文所員
(4)教員免許講習教材作成:計算の原理と情報技術の進歩
代表:綿貫理明所員、共同研究者:大曽根匡所員
(5)情報社会における社会的インタラクションの構築プロセスに着目したソーシャルデザインの基礎理論の検討
代表:上平崇仁所員、共同研究者:中村友保所員
(6)マーケティング分析モデル学習のためのシステム開発
代表:生田目崇所員、共同研究者:高萩栄一郎所員
5.その他
(1)川崎国際環境技術展2012出展
日時:平成24年2月10日(金)、11日(土)
場所:とどろきアリーナ
出展内容:①自転車型人力発電機
②コンピュータ組込モジュールによるオンライン測定と無線データ伝送技術
以上