事業報告書 -平成25年度-

平成25年度  事業報告書

平成25年度は、下記の通り活動を行った。

1.運営
1.1 平成25年度総会・運営委員会
(1)第1回総会・運営委員会
日時:平成25年5月21日(火) 12:15-13:00
場所:9号館6階M969会議室
議題:
1.平成24年度事業報告 承認された
2.同収支決算報告 承認された
3.平成25年度事業計画(昨年11月承認済み) 承認された
4.同予算計画(案) 承認された
5.新所員の紹介と所員名簿の確認 承認された
6.平成25年度事務局員と各部会の活動方針について 承認された
7.平成25年度共同研究助成の募集について 承認された
8.その他 特になし
出席者数:18人

(2)第2回総会・運営委員会
日時:平成25年11月5日(火) 12:15-13:00
場所:9号館6階M969会議室
議題:1.平成26年度事業計画 承認された
2.平成26年度予算要求書 承認された
3.平成26年度予算明細書 承認された
4.平成26年度アルバイト採用計画書 承認された
5.所員名簿の確認 承認された
6.各部会活動中間報告(各担当事務局員より報告) 承認された
7.所長選出(現所長のH26国内研究による交代)
大曽根匡教授が満場一致で承認された
8.その他 特になし
出席者数:15人

2.研究活動
2.1 研究会
(1)第1回定例研究会
日時:6月25日(火) 12:20~14:00
場所:9号館M969会議室
①報告者:西山貴弘(経営学部)
演題:平均ベクトル間の多変量多重比較法―大標本理論から高次元枠組みへ―
②報告者:佐藤慶一(ネットワーク情報学部)
演題:居住環境リスクと政策分析
出席者数:16名

(2)第2回定例研究会
日時:7月9日(火) 12:20~14:00
場所:1号館4階ディスカッションスペース2
①報告者:岡田 穣(商学部)
演題:シラカンバ樹液を事例とした森林資源活用に向けた消費者の意識と販売の方向性の把握
②報告者:吉田享子(ネットワーク情報学部)
演題:ロービジョンを対象とした情報提供支援システム
出席者数:11名

(3)第3回定例研究会(情報教育研究会)
日時:8月1日(木) 10:30~17:30
場所:9号館M969会議室
統一テーマ「情報基礎科目の教育方法の研究」
①報告者:奥野祥二(経営学部)
演題:2013年度「情報処理入門」実施報告
②報告者:上野 仁 (経営学部)
演題:平成25年度の情報処理入門の授業運営について
③報告者:渥美幸雄(経営学部)
演題:情報処理入門の新たな実習項目の試み
④報告者:石井徹也(共立出版)
演題:情報リテラシー 2.0 / フルーエンシー
⑤報告者:伊東洋一(経営学部)
演題:平成25年度「情報処理入門」の授業運営
⑥報告者:新保好美(経営学部)
演題:「情報処理入門」 H25年度授業運営報告
⑦報告者:山縣 修(経営学部)
演題:「情報処理入門」実施報告 ―動画教材による学習支援―
⑧報告者:魚田勝臣(経営学部:名誉教授)
演題:大学における情報システム基礎教育への提言について
⑨報告者:森本祥一(経営学部)
演題:再履修クラスにおける情報システム教育
⑩報告者:関根 純(経営学部)
演題:体育会系クラスを対象としたExcel共通テストの課題と改善策
⑪報告者:廣澤敏夫(経営学部)
演題:「情報リテラシ基礎演習」実施報告
―「情報処理入門」からの連続性を意識した演習の試み―
⑫報告者:大曽根匡(経営学部)
演題:情報処理入門における共通テストの実施と分析
出席者数:15名

(4)第4回定例研究会(大学院生大会)
日時:10月15日(火) 13:45~15:10
場所:9号館5階95B
①報告者:鈴木祥平、森本祥一(大学院経営学研究科)
演題:観光マーケティングにおけるICT活用に関する分析
②報告者:張贇、岩尾詠一郎(大学院商学研究科)
演題:商業施設の立地場所の変化要因に関する研究―神奈川県内の商業施設を対象として―
出席者数:8名

(5)第5回定例研究会(情報教育研究会)
日時:1月23日(木) 9:30~17:30
場所: 9号館M969会議室
①報告者:浅井修、中村龍二、小林貴紀、鈴木俊、綿貫理明(ネットワーク情報学部)
演題:自転車型トレーニング発電機の制御と可視化
②渥美幸雄(経営学部)
演題:文理合同プロジェクト学習の実施報告
③報告者:魚田勝臣(経営学部:名誉教授)
演題:情報基礎教育の教育方針への提言
④報告者:大原康博(NTTソフトウェア)
演題:企業人から見た情報リテラシーへの期待と情報教育の実践体験
⑤報告者:石井徹也(共立出版)
演題:情報系教科書の今後の展開
⑥報告者:大曽根匡(経営学部)
演題:平成26年度「情報処理入門」の授業運営計画
⑦報告者:廣澤敏夫(経営学部)
演題:(再)「情報処理入門」の実施報告―基本操作の習得レベル差ヘの対応―
⑧報告者:森本祥一(経営学部)
演題:再履修クラスにおけるコンピュータリテラシ教育
⑨報告者:上野 仁(経営学部)
演題:はじめてのディベート指導顛末記
⑩報告者:奥野祥二(経営学部)
演題:2013年度「情報リテラシ基礎演習」実施報告
⑪報告者:山縣 修(経営学部)
演題:「情報リテラシ基礎演習」の実施報告
⑫報告者:新保好美(経営学部)
演題:情報リテラシ基礎演習授業報告 平成25年度後期
⑬報告者:関根 純(経営学部)
演題:スポーツ推薦学生のための情報リテラシ教育
⑭報告者:伊東洋一(経営学部)
演題:情報リテラシ基礎演習の授業運営―學而時習之、亦不説乎―
出席者数:19名

(6)第6回定例研究会(主催:ネットワーク情報学部、共催:情報科学研究所)
日時:1月25日(土) 15:15~16:20
場所:1号館124教室
報告者:伊東洋三(ネットワーク情報学部)
演題:寡占市場と情報構造
出席者数:約80名

(7)情報科学研究所・商学研究所共催研究会
日時:2月4日(火) 11:30~13:30
場所:9号館M969会議室
報告者:サイボウズ株式会社 社長室、株式会社ダンクソフト 中村竜太氏
演題:クラウドサービスの現状と今後―サイボウズkintoneの事例を含めて
出席者数:17名

2.2 特別講演会・ランチ・イブニングセミナー
(1)ランチセミナー
日時:7月1日(月) 12:00~13:00
場所:8号館M832会議室
講師:日本電気株式会社 ソフトウェア生産革新部 統括マネージャー 込山俊博氏
演題:ソフトウェアプロセスの評価と改善
出席者数:14名
(2)ランチセミナー
日時:7月12日(金) 12:00~13:00
場所:9号館M969会議室
講師:株式会社スマイルワークス 代表取締役 坂本恒之氏
演題:クラウドとビジネス活用の最新動向
出席者数:19名

3.刊行物
3.1 年報
(1)情報科学研究 第34号(平成26年3月200部発行)
①栗芝正臣、中村友保(ネットワーク情報学部)、
大沼夏帆、小池智尋、齋藤尭史、佐宗美来、志賀誠、成毛美帆、西嶋寿世、横山瑛軌、横山達也(ネットワーク情報学部4年)
アイデアとユーザシナリオを共創するための支援ツールの開発
②櫻庭太一(商学部・文学部)
Twitterを利用した小説作品の展開についてー白石一文「翼」を中心に
③渡辺展男(経営学部)
チューニング機能を活用した整数計画問題の解法(2)

3.2 所報
(1)専修大学情報科学研究所所報 第80号(平成25年6月200部発行)
①上平崇仁(ネットワーク情報学部)
北欧の街におけるコミュニケーションデザイン―コペンハーゲン、ストックホルムの実地調査を通じて
②植竹朋文(経営学部)、湊信吾(石巻専修大学経営学部)、高萩栄一郎(商学部)
遠隔地におけるグループコミュニケーションの実施方法の検討とその評価
③児玉陽平、小嶋彩香、白澤春奈、三觜利幸、森本祥一(経営学部)
電子化による新聞業界活性化の可能性
④河内祐香里、森本祥一(経営学部)
商店街との連携によるフリーペーパーの作成とその効果の検証

(2)専修大学情報科学研究所所報 第81号(平成25年11月250部発行)
「情報教育研究」特集号
①大曽根 匡(経営学部)
巻頭言:「情報教育研究」特集号の発行にあたって
②魚田勝臣(経営学部:名誉教授)
情報基礎研究の活性化と情報システムの連続性
③伊東洋一(経営学部)
PBL型演習の実践と効用
④新保好美、山縣 修(経営学部)
「情報処理入門」の実践報告―動画教材による学習支援
⑤廣澤敏夫、大曽根 匡(経営学部)
個人のスキル向上と仲間意識の醸成を目指した「情報処理入門」と「情報リテラシ基礎演習」の実施
⑥奥野祥二(経営学部)
「情報処理入門」における2年間の取り組み
⑦大曽根 匡(経営学部)
「情報処理入門」における標準テストの開発と実施
⑧植竹朋文(経営学部)
情報リテラシ教育における効果的なグループワークの実施に向けての一考察
⑨森本祥一(経営学部)
経営学部における情報教育の実践報告
⑩渥美幸雄(経営学部)
経営学部におけるICT教育の補助題材―「情報システム入門」と「情報通信ネットワーク論」から―
⑪関根 純(経営学部)
「経営情報論」の授業構成について
⑫綿貫理明、田中稔(ネットワーク情報学部)
社会知性の開発とプロジェクト成果の展示会出展―川崎国際環境技術展2013への出展報告―

(3)専修大学情報科学研究所所報 第82号(平成26年2月200部発行)
①櫻井康弘、岩尾詠一郎(商学部)
コンピュータ会計教育に関する一考察
②上平崇仁(ネットワーク情報学部)
インプロビゼーションとアイデア発想ワークショップ―いま、この瞬間の世界と向かい合うことの意味―

3.3 欧文誌
(1)Information Science and Applied Mathematics, Vol.21(平成26年3月200部発行)
①Minoru Tanaka(ネットワーク情報学部)
On Misspecified ARMA Model Fittings to Some Stationary Processes

4.共同研究助成
(1)数理計画ソフトウエアを用いたモデリングに関する調査研究
代表:渡辺展男(経営学部)、共同研究者:宇佐美嘉弘(経営学部)
(2)キャンパス景観の構造と評価からみた好ましい導線ルートの作成を目的とした基礎的研究
代表:岡田 穣(商学部)、共同研究者:岩尾詠一郎(商学部)
(3)2013年度参議院選挙におけるインターネット利活用の実態調査
代表:佐藤慶一(ネットワーク情報学部)、共同研究者:藤原正仁(ネットワーク情報学部)
(4)デジタルドキュメントを検索し関連付ける個人向けドキュメントネットワーク構築システムについての研究
代表:松永賢次(ネットワーク情報学部)、共同研究者:吉田享子(ネットワーク情報学部)
(5)Excelに関する習熟度把握のための標準テストの作成とその自動採点システムの開発
代表:大曽根 匡(経営学部)、共同研究者:関根 純(経営学部)
(6)異分野コラボレーションのための共創プロトタイピングツールの開発と評価
代表:上平崇仁(ネットワーク情報学部)、共同研究者:中村友保(ネットワーク情報学部)

5.地域貢献
(1)川崎国際環境技術展2013出展
日時:平成26年2月14日(金)、15日(土)(15日は雪のため中止)
場所:とどろきアリーナ
出展内容:
①森本研究室
「セルフインタラクションによる音のビジュアライズ~Arduinoを使用したピアノ演奏ロボットアーム~」(家庭内環境)
②綿貫研究室
「自転車型人力発電機の制御と可視化~発電量管理システムと生体情報を用いたフィードバック機構の提案~」(エネルギー)
③田中・綿貫プロジェクト
「圧電素子を利用した発電器具」(エネルギー)
④田中・綿貫プロジェクト/綿貫研究室
「川崎市第2回スマートライフスタイル大賞奨励賞【省エネ貢献賞】受賞」(環境問題・エネルギー)

(2)市民向けの講習会実施
日時:平成26年1月21日(火)10:00~12:00
場所:生田9号館4階端末室
タイトル:市民のためのFaceBook講習会
講師:飯田周作(ネットワーク情報学部)
参加人数:17人

6.その他
①所員の受賞(2013年2月)
The Best Presenter Award at the Global Business, Management Information System, Economics and Finance Research Conference, Hong Kong
対象論文:「The Lure of Online Shopping Sites: An Analysis of Rakuten and Amazon in Japan」,The Business Review, Cambridge, Vol.20, No.1, pp.180-187, 2012.
森本 祥一(経営学部) (平成24年度 共同研究助成による研究)

②プロジェクトの受賞(2013年11月)
スマートライフスタイル大賞奨励賞【省エネ貢献賞】(川崎市主催)
受賞内容:環境問題に情報技術を取り込む活動(創エネと電気エネルギーの見える化)について、2007年度からの活動実績が評価された。
綿貫理明、田中 稔(ネットワーク情報学部) (研究所の主要テーマの一つとして研究推進)

以上